◇プロ野球セ・リーグ 巨人6―3ヤクルト（18日、神宮球場）

ヤクルトに3連勝した巨人。この3連戦、プロ3年目の秋広優人選手は6番レフトで全てスタメン出場。この3連戦では14打数6安打、1本塁打、6打点と、打線にとって不可欠な存在であることを証明しました。

ヤクルトとのカード3戦目では2回、ライトへ鋭い打球を放つと、相手が捕球にもたつく間に3塁に到達。プロ入り後初の3塁打を記録します。

6回には、遅いチェンジアップにうまく合わせ、ふわりと上がった打球は右中間にポトリ。するとすかさず2塁まで全力ダッシュし、セーフとする好走塁で2塁打としました。

この試合では、走塁面でも実力を発揮。秋広選手は「次の塁を狙うことはどんな人でもやらなきゃいけないこと。スキのない走塁ができるように、これからも意識したいと思います」と積極的な走塁を常日頃から意識していると言います。

また好調な打撃については「分からないです(笑)。練習で1軍に来た時から、ずっとセンター方向は意識している。ずっと変えずにやっていることなので、それが要因かは分からないですけど、意識してやっている」とコメント。この日は5打数2安打、打率は.353に上昇しています。