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止まらぬ広島“今季初7連勝”  栗林良吏が4月以来のセーブ 新井監督の采配も冴える

2023年7月23日 21:14
止まらぬ広島“今季初7連勝”  栗林良吏が4月以来のセーブ 新井監督の采配も冴える
広島・新井貴浩監督
プロ野球セ・リーグ 広島3-1中日(23日、マツダスタジアム)

6連勝で首位阪神をゲーム差なしで追う2位広島。この試合も勢いそのままに初回からチャンスを作ります。

1番小園海斗選手がセンター前ヒットで出塁すると、中日先発の柳裕也投手の暴投の間にすかさず2塁へ進塁。その後3番秋山翔吾選手が左中間へのタイムリー2塁打を放ち幸先良く先制点を奪います。

広島先発の大瀬良大地投手は初回に1、3塁のピンチを背負うも宇佐見真吾選手から見逃し三振を奪い無失点。2回以降は打たせて取るテンポのいいピッチングで、中日打線を6回まで無失点に抑えます。

1-0とリードの6回裏の攻撃では、広島・新井貴浩監督が積極的な選手起用を見せます。

先頭打者の3番秋山選手がヒットで出塁すると、続くバッター4番上本崇司選手には送りバントを選択。上本選手はバントを確実に成功させ、ランナーをスコアリングポジションに進めます。

その後1アウト満塁と広がったチャンスに新井監督は選手交代。チームトップの9本塁打の7番デビッドソン選手を下げて、代打での打率.400の松山竜平選手を起用。松山選手はセンターへの犠牲フライを放ち、広島は2-0とリードを広げます。

1点差にされるも8回には、5番坂倉将吾選手、6番田中広輔選手、途中出場の矢野雅哉選手の3連打で追加点。

9回には、抑えから外れていた栗林良吏投手を3-1のリードの場面で起用。栗林投手は三者凡退に打ち取りゲームセット。4月22日以来となる8セーブ目を挙げました。投打の歯車がかみ合っている広島は今季初の7連勝を達成しています。
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