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22歳246日の大会最年少で完全V 後半パットさえ平田憲聖がメジャー初制覇

2023年7月30日 17:39
22歳246日の大会最年少で完全V 後半パットさえ平田憲聖がメジャー初制覇
大会を制した平田憲聖選手
国内男子ゴルフ 日本プロゴルフ選手権大会 (30日、北海道・恵庭CC)

90回目を迎えた、国内最古のメジャー大会、「日本プロゴルフ選手権大会」の最終日が30日、北海道で行われ、平田憲聖選手の優勝で幕を閉じました。

大会初日から1位を守っている平田選手は、22歳。今年5月に行われた「~全英への道~ミズノオープン 2023」でプロ初優勝を成し遂げた選手。メジャーでの優勝経験はまだありません。

平田選手は最終日出だしの1H(Par4)で、セカンドショットをピンそばにつけ、バーディースタートとします。

しかし、6H(Par4)7H(Par4)9H(Par5)でボギーとするなど、前半は1バーディー3ボギーと苦しいゴルフとなります。

後半に入り12H(Par5)でバーディー。さらに14H(Par4)では、長い距離を残したバーディーパットを、見事ラインを読み切り沈めると、力強いガッツポーズ。続く15H(Par4)でも決め、連続バーディーとします。

最後のロングホールとなる17H(Par5)でも長いパットを沈めバーディーとします。

2位と3打差をつけ迎えた最終18H(Par4)。第1打を右の深いラフに入れてしまいます。セカンドショットはレイアップを選択しフェアウェーに出すだけ。それでも第3打をグリーン奥のラフにつけ、4打でピンそばにつけます。

最後はボギーとスコアを落としたものの、後半はパットがさえスコアをのばし、平田選手がトータル11アンダーで優勝しました。

大会通して4日間、1位を守り抜いた平田選手が22歳246日で、大会最年少優勝を成し遂げました。

ホールアウト後平田選手は、「こんなに早く2勝目をあげるとは思っていなかった。それがメジャーで成し遂げられるとは夢にも思わなかった」と喜びました。

このメジャー大会制覇で、5年のシード権を獲得。「これからまたすぐに勝てるようにしっかり頑張ります」と語りました。

◆大会結果
優勝 平田憲聖 -11
2タイ 蝉川泰果 -9
2タイ 金谷拓実 -9
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