◇女子ゴルフ・海外メジャー 全米女子オープン 3日目(8日、アメリカ)

女子ゴルフの海外メジャー第3戦「全米女子オープン」の大会3日目が行われ、畑岡奈紗選手が6バーディー0ボギーの好プレーを見せ、単独首位に立ちました。

首位と6打差の5位タイからスタートした畑岡選手。1番(Par4)でバーディーを奪い好スタートを切ります。

6番(Par5)では、第2打をバンカーに入れてしまいますが、見事なアプローチでピンそばにつけ、このホールもバーディー。前半に2つスコアをのばします。

海沿いにあるペブルビーチで行われているため、強い風が吹く中行われている今大会。それでも「気温が高かったので、体も動いてくれた」と振り返った畑岡選手。

後半に入っても、10番(Par4)、13番(Par4)でもスコアを伸ばします。

圧巻だったのは16番(Par4)でした。セカンドショットでピンの奥までボールが行ってしまいますが、第3打で見事チップインで決めバーディー。ギャラリーも畑岡選手をたたえました。

続く17番(Par3)でもスコアを伸ばし、6バーディー0ボギーで、単独首位に立ちました。

強風の中、スコアを「6」も伸ばせたことについて畑岡選手は「狙ったとおりのボールがたくさん打てた」と語りました。

2年前のこの大会ではプレーオフまでいったものの、笹生優花選手に敗れ、初の海外メジャー制覇とはならず、悔しい思いをした畑岡選手。

初のメジャー制覇へ、運命の最終日に臨みます。