球団から来季の支配下選手契約を締結しないと発表されたソフトバンクの嘉弥真新也投手が23日、ペイペイドームを訪れ報道陣の取材に応じました。

嘉弥真投手は「今は悔しいが1番ですね。来年できる自信はあるのでそこを目指して頑張りたい」と現役続行の意向を示しました。

嘉弥真投手は11年ドラフト5位でソフトバンクに入団。左のサイドスローから繰り出すスライダーを武器に、主に左打者のワンポイントとして17年から6年連続50試合以上に登板するなど、チームの日本シリーズ4連覇に大きく貢献しました。

昨季は56試合に登板し防御率0.99と抜群の安定感を誇りましたが、今季は「思い通りにいかなかった」と語るように23試合の登板で防御率も5点台と大幅に悪化していました。

トライアウトの可能性については「取ってもらえる球団がないと続けられないので、何かしらアピールできる場所があればやりたいなと思います」と、トライアウト参加にも意欲を示しました。