笹生優花(19)史上最速賞金1億円突破へ

女子ゴルフの国内最終戦・リコーカップ3日目。現在、賞金ランキングトップ、10位からスタートした笹生優花選手(19)がスコアを3つ伸ばし、単独4位に浮上しました。
この大会で単独3位以内に入れば、史上最速となる、プロデビューから14試合目での生涯獲得賞金1億円突破となる笹生選手。
3日目は強風が吹く中でのラウンドとなりましたが、後半パー4の15番でチップインバーディーを奪うなど、賞金ランキングトップの実力を見せ、6バーディー、3ボギーの69で回り、通算7アンダーの単独4位につけました。
その笹生選手、「15番はパーを取りにいこうと思ったんですけど、たまたま入ってくれたのでよかったです。風が強いときはその分、狙うところを変えていくくらいなので、それに対応できるようなゴルフができてよかったなと思います」と語りました。
トップと3打差の単独4位で最終日を迎える笹生選手は、今大会で単独3位以内に入れば生涯獲得賞金が1億円を超え、申ジエ選手の15試合を上回り、史上最速記録となります。
さらに、初の国内メジャー優勝も視界にとらえ、最終日に向けては「いつも通りやれれば自分はすごく楽しいので、このまま最後まで楽しんで、自分のゴルフができればなと思います」と話しました。
写真:(C)NNN