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最終戦で帰ってきた渋野選手、攻めのゴルフ

2020年11月27日 22:22
最終戦で帰ってきた渋野選手、攻めのゴルフ

女子ゴルフ国内最終戦のメジャー大会、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ2日目(宮崎CC)。今季初優勝を目指す渋野日向子選手(22)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダーで首位と2打差の2位タイにつけました。

前半の2番で初めてのバーディーを奪うと、4番、6番でもバーディー。前半でスコアを3つ伸ばし、一時はトップに立った渋野選手。

ネコとたわむれリラックスした様子で迎えた後半10番・11番では連続バーディー。「パワーをもらっての10番11番バーディーだったので、もうちょっとなでておけばよかったです」とネコからのパワーでバーディーがとれたと笑顔を見せました。

14番と18番ではボギーをたたき順位を落としますが、通算7アンダーで、首位と2打差の2位タイでフィニッシュ。「自分の攻めるところは攻めて、守るところは守って、粘るところは粘ってということを最後まで貫いて、自分の今の最高のゴルフができるように頑張りたいと思います」と意気込みを語りました。

そしてこの日、同組で回った「黄金世代」で渋野選手の同期、原英莉花選手(21)が通算9アンダーで単独首位に立ちました。

し烈な上位争いを繰り広げた2人ですが、渋野選手は一緒に回った原選手に対して「かなり楽しいムードで回っていましたし、お互いバーディーをとったらナイスバーディーと言い合ったり、かなり切磋琢磨(せっさたくま)してやっていたと思う。お互い本当にいい刺激になっていたと思いますし、お互いのいいところはちゃんと認め合って、励まし合うじゃないけど、ナイス!というスポーツマンシップってすごくいいことだと思う。本当に楽しく回りました」と黄金世代のライバル同士で刺激し合えたと話しました。

残り2日となった今年最後の国内大会、優勝争いに注目です。