大相撲秋場所で、関脇・正代が悲願の初優勝を果たしました。熊本県出身力士として史上初の優勝で、大関昇進を確実としました。

単独トップの１２勝で千秋楽を迎えた正代。地元・熊本では両親も見守る中、県勢初の賜杯獲得へ大きな声援が送られました。

勝てば優勝が決まる大一番。新入幕で１１勝と勢いに乗る翔猿を突き落としで下し、熊本県出身力士として史上初の優勝に輝いた正代は、大関昇進を確実としました。

関脇・正代「信じられないですね。今までの相撲人生で一番緊張したかもしれないです。地元のたくさんの方々の応援とか力になったんじゃないかなと思います。優勝できて両親に感謝したいです。（大関は）相撲界に入る前からやっぱり憧れている地位ですし、力士全員が憧れている地位だと思うので、信じられないですね」