◇メジャーリーグ シカゴ・カブスvsサンディエゴ・パドレス（現地13日、シカゴ・リグレー・フィールド）

ダルビッシュ有投手が古巣のカブス相手に今シーズン最長となる8回1失点の好投を見せました。

試合前、シカゴでは竜巻警報が発令し、雨も激しく、1時間25分遅れてのプレーボールとなりました。

2020年からトレードマークとなっていた長髪をばっさりと切り、マウンドにあがったダルビッシュ投手。2回に先頭のヤン・ゴームズ選手にインコース寄り・低めのスライダーを捉えられ、レフトスタンドへのソロホームランを許します。

それでもその後は、150キロを超える力強いストレートを軸に6回１アウトまでヒットを許さない貫禄のピッチング。

しかし3点リードの8回、2アウトから連打を浴び3・1塁のピンチ。一発を許すと同点の場面で、打席には前日のヤンキース戦でホームランを放っている3番ハップ選手。

ストレートで追い込み、1ボール2ストライクからの4球目。低めに絶妙にコントロールされたフォークで空振り三振。今シーズン最長となる8回を投げきり、1失点に抑えました。

チームはそのままリードを守り、ダルビッシュ投手は6勝目です。