◇プロ野球・巨人　契約更改（22日、都内）

700万円アップの推定年俸1900万円で契約更改したのは2年目の外野手、萩尾匡也選手。今季は56試合に出場。打点12、本塁打2で打率は.215という数字ではありましたが、それ以上にチームを盛り上げる役割も担いました。

「昨年と比べて、数字を見たら成長しているところが評価してもらえたなと思いますけど、物足りなさは自分であります。まだまだ活躍してチームに貢献したいなと思います」と語った萩尾選手。「前半のスタートがよかっただけに、中盤、後半が物足りないと感じる。球団も（僕が）打つところに重きを置いていると思うので、自覚を持って、どうやったら打てるかをもっともっとどん欲に取り組んでいきたいです」と続けました。

左手甲の骨折もリハビリはこの日で終わったそうで、ここからは自分の練習に向き合えると笑顔。来季は特に2桁本塁打を目標にしたいと語りました。オフには坂本勇人選手に自主トレに参加させてほしいと直訴。去年は台湾のウインターリーグに参加していたため、1人でトレーニングしていましたが、今年は長野久義選手からアドバイスを受け、坂本選手にお願いすることを決めたそうです。

「長野さんにいろいろ相談しながら。勇人さん、和真さんに続くバッターが出てこないといけないと思うんで、そういう選手になれるように（長野さんとも）相談して。いろんな人とやる方がいいんじゃないかと」

坂本選手にはシーズン中に聞けないことを“どんどん”聞いていきたいと話す萩尾選手。「いやもう、オコエさんにも浅野にも負けないように頑張ります！」と来季に向けて意気込みました。