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マスターズV松山英樹「日本人でもできる」

2021年4月12日 20:35
マスターズV松山英樹「日本人でもできる」

アメリカ男子ゴルフのマスターズで、日本男子初となる海外メジャー制覇の快挙を成し遂げた松山英樹選手(29)が喜びを語りました。インタビューの一問一答です。

――グリーンジャケットを羽織ってガッツポーズがあったが、どんな気持ちだった?

「本当は18番でやりたかったんですけど、表彰式でできてよかったと思います」

――最終日、どんな気持ちでプレーをしていこうと思っていた?

「本当に自分のベストを尽くすことだけを考えて、通算14アンダーから15アンダーまで行けば、追いつかれないと思っていたので、そこを目指してやっていました」

――出だしの1番からピンチでボギー、2番でバーディー取り返した。最初の1番と2番はどうだった?

「正直、1番のティーグランドに行くまでは全然普通にいけたのかなと思うんですけど、やっぱりティーグランドに立って、すごく緊張してきて。2番のティーショットですごくいいショットを打てたので、そこからだいぶ落ち着いてできました」

――そこから3番、4番、5番とすばらしいパーセーブだった。

「そうですね。ミスパットなんですけど。まあ、そういうのも今週は多くて。よかったなと思っています」

――そして8番、9番の連続バーディーで一時、2位とは5打差。リーダーズボードは確認していた?

「ずっとチェックはしていましたけど、後半になって絶対難しくなってくると思っていましたし、自分の状態が緊張してなかなか簡単にバーディーを取るような状態ではなかったので。本当に一つずつミスをしないように、しないようにやっていたんですけどね。最後ミスしましたけど。まあよかったと思っています」

――ミスと言っているが、リードした状態で15番も果敢に2オンにチャレンジしていた。あの時は?

「距離的に4番アイアンだったので、3番アイアンだったらきざもうと思っていたんですけど、(同じ組の)ザンダー選手も3連続(バーディー)できていましたし、ここでバーディーを取れば、引き離せるかなと思っていたんですけど、裏目に出ましたね」

――そして、最後の18番。最終組の丘を上がってくる時、スタンディングオベーションでしたが、どうだった?

「2打差あってよかったなと思いながら(丘を)上がっていました」

――きょうのウエアは黄色ですがなぜでしょう?

「あんまり特に意味はないんですけど、黄色とネイビーだったら、グリーンジャケットに合うかなと思った」

――意識していたんですね?

「いや、ウエア決める時は全然そういうのはないんですけど。終わってみて、そうなったのでよかったなと思っています」

――日本の子どもたちへメッセージ。

「やっと日本人でもできるというのが分かったと思うので、僕もまだまだ頑張ると思うので、メジャーを目指して頑張ってもらいたいなと思っています」

写真:ロイター/アフロ