１日、味の素スタジアムで行われた明治安田生命Ｊ１リーグ第１２節、ＦＣ東京対横浜Ｆ・マリノスの一戦。緊急事態宣言に伴い、無観客試合での開催となりました。

この試合、全得点を挙げたのは、横浜ＦＭのストライカー・オナイウ阿道選手でした。

前半８分、右サイドを突破したエウベル選手のクロスにオナイウ選手が右足で流し込んで先制点を挙げ、リーグ戦３試合連続ゴール。

後半７分には、オナイウ選手が絶妙な動き出しで相手ＤＦのマークをうまく外し、クロスに左足で合わせ２点目。さらに後半１６分、こぼれ球を拾うと左足で豪快にネットに突き刺しハットトリック達成。オナイウ選手は、Ｊ１では初のハットトリックとなりました。

今季のゴール数も８まで伸ばしたオナイウ選手は、ハットトリックの要因について「ＧＫとＤＦの間を意識していて、相手ＤＦとのマークを外す駆け引きがうまくできている。チームが勝つ所に自分のゴールが加わるのはすごくうれしい。攻撃の選手が得点を取って勝つのはチームが勢いに乗ると思います」とコメントしました。

横浜ＦＭは開幕戦で負けて以降、リーグ戦１０戦負けなしと好調をキープしています。

写真：ＹＵＴＡＫＡ／アフロスポーツ