メジャー連勝へ 松山英樹1オーバー発進
◆米男子ゴルフツアー メジャー大会 全米プロゴルフ選手権初日(現地時間20日・サウスカロライナ州)
優勝した4月のマスターズに続き、海外メジャー連勝を狙う松山英樹選手(29)は初日、10番からのスタート。11番では、パー5の第3打をピンそば約1.5メートルにつけ、バーディーを先行させます。しかし、続く12番と18番でボギーをたたき、前半は1オーバーで終えました。
巻き返したい後半、松山選手は2番でバーディーを奪ったものの、直後の3番で痛恨のダブルボギーをたたくなど苦戦。それでもパー5の7番、バンカーからの第3打で、ピンそば約1メートルに寄せる見事なリカバリーショットを披露。パットも確実に沈め、この日3つ目のバーディーを奪いました。
松山選手は初日、3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで1オーバー。初日は首位と6打差、41位タイでホールアウトしました。
ラウンドを終え、松山選手は「3パット2回と、アプローチミスが1、2回あったので、そこがもったいなかった」と反省を口にしました。それでも「いいところがないというのがちょっと苦しいというか、悪いところも何か所かしかなかった。自分自身の調子が上がってきていないので、どうかなと思っていたんですけど、そんなに離されることなく終わっている」と前向きにとらえ、「明日はしっかり(スコアを)伸ばして、少しでも差を縮められたらいい」と、2日目へ意欲をみせました。
また金谷拓実選手(22)は3オーバーの77位タイ、星野陸也選手(25)は4オーバーの97位タイで初日を終えています。
■写真:アフロ