352日ぶり“スガコバ”復活G菅野が復帰
6日、プロ野球交流戦・巨人対日本ハムが東京ドームで行われ、右肘の違和感で戦線を離脱していた巨人のエース・菅野智之投手が5月7日のヤクルト戦以来となる先発のマウンドへ上がりました。
また、スタメンマスクをかぶったのは小林誠司捕手。2018年には、クライマックスシリーズ史上初のノーヒットノーランを達成した“スガコバ”バッテリーが、352日ぶりの復活となりました。
菅野投手は初回、日本ハムの先頭バッター、五十幡選手にライトへのヒットを許すと、その後盗塁などでいきなり1アウト3塁のピンチ。すると3番近藤選手のセカンドゴロの間に3塁走者の五十幡選手がホームインし、初回から失点を許します。
続く2回には王選手にソロホームランを浴びるも、3回、4回は安定したピッチングを見せ無失点。勢いに乗った菅野投手、5回には3者連続三振を奪う圧巻のピッチングを披露しました。その裏、菅野投手に代打が送られ、5回90球3安打2失点で降板となりました。
菅野投手は「初回、不安が少しある中で失点しましたが、修正しながらのピッチングはできたと思います。次は球数が増えてくると思うので、自分の仕事がしっかりとできればと思います」とコメントしました。
原監督は、菅野投手について「球数的には予定通り。次に期待でしょうね」と話し、今シーズン初スタメンマスクとなった小林捕手については「(小林)誠司も戦力の中に入れたいとコーチ陣含め思っている。彼も(チャンスを)つかんでくれないと」と期待を込めました。