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錦織&マクラクラン“信頼”のベスト8入り

2021年7月26日 21:00

◆東京五輪 テニス男子ダブルス2回戦(26日、有明テニスの森)

1回戦をストレート勝ちした錦織圭選手とマクラクラン勉選手のペアが2回戦に登場。第7シードのイギリスペアと対戦しました。

試合は、序盤から日本のペアが主導権を握りました。第4ゲームでこの日初めてブレークに成功すると、その後はサービスゲームをキープ。セットカウント6-3で第1セットを先取しました。

第2セットでも、第5ゲームで錦織選手がリターンエースを決めるなどブレークに成功。6-4で2セット目も奪った錦織選手とマクラクラン選手のペアがストレート勝ちで準々決勝進出を決めました。

試合後に錦織選手は「1回戦に引き続き、すごく良かった。リターンが特に良かったので、1セット目はほぼ完璧な試合運び。(マクラクラン選手の)いいサーブと、いろいろな組み合わせがマッチできていた」と、マクラクラン選手との息の合ったプレーを振り返りました。

一方、マクラクラン選手も「錦織さんが全部リターンでウィナーを打つから、僕はあまり意味ない。相手もいいチームだったから、どうやってミスをさせるか。第2セットもいいプレーが出てうれしかった」と話しました。

また、普段はシングルスでプレーすることが多い錦織選手。「(リードは)完全に任せている。ダブルスに詳しいのは彼だし、アドバイスを彼に言ってもらいたい。自分もダブルスの選手にはないところがあると思うので、その組み合わせが2人でやるといいのかなと思う」と、マクラクラン選手への信頼を口にしました。

同種目で初のメダル獲得を目指し、準々決勝では、第1シードのクロアチアペアと対戦します。


写真:アフロスポーツ