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水谷隼 準々決勝敗退も「ここ5年で一番」

2021年6月21日 0:09
水谷隼 準々決勝敗退も「ここ5年で一番」

20日、アジア卓球選手権・ドーハ大会(9月1日~8日・カタール)の出場権がかかった日本代表選手選考合宿(千葉県・旭市総合体育館)男子2日目。団体戦・混合ダブルスの2種目で東京五輪代表に内定している水谷隼選手が出場しました。

今年3月以来の実戦となった水谷選手、「非常に勢いがあって若手では一番強い選手」と評した戸上隼輔選手との準々決勝に臨みました。

第1ゲーム。序盤はリードし主導権を握っていましたが、戸上選手の積極的な攻めに押され、第1ゲームを奪われます。続く第2ゲーム、水谷選手は得意のラリーで相手のミスを誘い、1-1に追いつきます。

しかし「すごく緊張していた。負けられないというプレッシャーを感じた」という水谷選手は、第3・第4ゲームを連取され、1-3で準々決勝敗退。上位4人に与えられるアジア選手権の出場権を逃しました。

それでも試合後「5勝1敗ということでまずまずだった」と大会を振り返った水谷選手は、現状のコンディションについて「(仕上がりは)80%くらい。リオが終わってからの5年間で一番いい状態だと思う」と確かな手応え。自身の集大成と位置づけている東京五輪について「団体戦でのメダル獲得、そして混合ダブルスでの金メダル獲得を目指して頑張っていきたいと思います」と熱く意気込みを語りました。

優勝  木造勇人
準優勝 戸上隼輔
3位  篠塚大登
4位  村松雄斗

上記4人がアジア選手権の代表に内定

5位  水谷隼

以上。