中村克 日本選手権V7 東京五輪代表内定
□競泳・日本選手権5日目(7日・東京アクアティクスセンター)
東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は7日、東京アクアティクスセンターで行われ、男子100m自由形で中村克選手(27)が大会7連覇。派遣標準記録も突破し、2大会連続となる五輪代表に内定しました。
前半は横一線の展開となった決勝。中村選手は50mを4番手でターンします。後半、力強い泳ぎで一気に抜け出した中村選手がトップに立ち、48秒23で優勝。個人の五輪派遣標準記録(48秒33)を突破し、2大会連続での五輪代表内定を決めました。
レース後に中村選手は、「個人で代表を決めて7連覇できてすごくうれしく思っています。47秒台を狙っていたのでちょっと記録が足りなかったですけど、個人としてはもっと頑張っていきます」と五輪に向けて、さらなる飛躍を誓いました。
また、400mリレーでも代表内定を決め、「この緊張感でみんな記録を出しているので、すごく心強くていいリレーができるんじゃないかと思っています」と語りました。
写真:日刊スポーツ/アフロ