8月15日(月)に開幕するアメリカの国際大会・ウィメンズカップを前に、日テレ・東京ヴェルディベレーザの竹本一彦監督が意気込みを語りました。

――いよいよアメリカに向けて出発となりますが、今の気持ちを教えてください。

「この大変な時期に海外遠征をやれることの喜びを感じています。国際大会出場に尽力してくれた皆さんに感謝したいと思います。選手達のコンディションが仕上がってきたので楽しみですね。いい緊張感があります」

――初戦の相手がイタリアのミラン。

「ミランと言えば世界的なメガクラブなので、すごくリスペクトしていますし、ベレーザ出身の長谷川唯選手が1年間在籍をしたクラブなので、縁のあるクラブとの初戦です。イタリアのサッカーというと『カテナチオ』と言われるなどディフェンスが堅いイメージがありますが、女子のチームを見る限りは守備戦術よりも、情熱を持って激しく戦ってくる個人技を前面に押し出してくるサッカーだと思います。それに対しては、ベレーザらしくチームとして戦います。今回はアメリカでやるわけですから、観客も1万以上入るでしょうし、いつもと違った環境でいつもと違った相手と戦えることを楽しみにして、ぜひとも勝ちたいと思います」

――国際大会でアピールしたいベレーザの良さを教えてください。

「ベレーザには40年の歴史がありますし、多くの選手が育ってきました。今回10代の選手も遠征メンバーに入っていますし、未来にもつながる経験になると思います。ベレーザの歴史と現在と未来すべてを大事にして、1試合1試合で世界にベレーザをアピールする、そんな大会になればいいと思って臨みたいです」

＜ウィメンズカップ＞日本時間8月15日(月)～21日（日）にアメリカ・ケンタッキー州ルイビルで開催。世界6クラブ出場。

＜出場クラブ＞ルイビル（アメリカ）、OLレイン（アメリカ）、ミラン（イタリア）、トッテナム（イングランド）、クラブアメリカ（メキシコ）、日テレ・東京ヴェルディベレーザ（日本）