稲見萌寧「3、40点くらい」五輪後初戦
◆国内女子ゴルフ NEC軽井沢72ゴルフトーナメント最終日(15日、長野、有観客開催)
悪天候の影響で、27ホールの短縮競技となった今大会。最終日は雨が降りしきる中、9ホールで行われました。首位と6打差の16位タイでスタートした東京五輪銀メダリスト・稲見萌寧選手(22)は、14番でボギーをたたきました。
それでも16番でバーディーを奪うと、最終18番では第2打をピンそばにピタリと寄せ、バーディーフィニッシュ。五輪銀メダリストの意地を見せ、2バーディー、1ボギーのトータル3アンダー。五輪後初戦を19位タイで終えました。
ラウンド後、稲見選手は「3、40点くらいです。フェアウエーには何とかいっていたけど、すごく違和感があった。そこからセカンドショットも全然イメージ通り寄らないというのが結構あった」と振り返りました。
それでも、絶妙なショットを見せた最終18番については「やっと狙った通りに打てたなという感じ。最終ホールだけでも見せられてよかった」と満足感も口にしました。
優勝したのは賞金ランキング1位で“黄金世代”の小祝さくら選手(23)。トータル10アンダーで今季4勝目を挙げました。
■最終成績
優勝 小祝さくら -10
2位 サイペイイン -8
19位タイ 稲見萌寧 -3
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真は大会初日より