９月１２日に開幕する日本初の女子プロサッカーリーグ「ＷＥリーグ」。その開幕記者会見が６日に行われ、全１１クラブの監督とキャプテンが出席しました。

開幕カードでは、昨季の皇后杯を制した日テレ・東京ヴェルディベレーザと、なでしこリーグ覇者の三菱重工浦和レッズレディース、強豪同士がいきなり対戦します。なでしこジャパンとして東京五輪を戦った、東京ベレーザのキャプテン清水梨紗選手は「チケット完売と聞いて、ＷＥリーグの期待度はすごく高いなと思った。すごくワクワクしています」と、心境を語りました。

【開幕カードとキャプテンの意気込み】

■日テレ・東京ヴェルディベレーザｖｓ三菱重工浦和レッズレディース（会場：味の素フィールド西が丘）

清水梨紗選手（東京ベレーザ）
「チケット完売と聞いて、ＷＥリーグの期待度はすごく高いなと思った。すごくワクワクしている。ベレーザらしく（ボールを）つなぎながら縦への力強さを見せていければいいと思いますし、自分もチームが勝てるように一生懸命走りたい」

柴田華絵選手（浦和レディース）
「ベレーザといういいチームと開幕で試合ができるので、私たちがやってきたサッカーのもう一つ質を上げることをずっとやってきた。ＷＥリーグの初代チャンピオンを目指してチームとして戦っていきたい」

■ＩＮＡＣ神戸レオネッサｖｓ大宮アルディージャＶＥＮＴＵＳ（会場：ノエビアスタジアム神戸）

中島依美選手（神戸レオネッサ）
「（開幕戦で戦う大宮には）知っている選手も多くいる。今年できたチームなので勢いがあると思う。１人でも多くの方にＷＥリーグに興味を持って、会場に来てもらいたいので１戦１戦、結果にこだわって全力で戦い続けたい」

有吉佐織選手（大宮ＶＥＮＴＵＳ）
「ゼロからスタートしたので未来につながる土台作りをしていく中でリーグが開幕するまでの半年間はあっという間だった。チームがどこまで通用するか楽しみ」

■アルビレックス新潟レディースｖｓＡＣ長野パルセイロ・レディース（会場：デンカビッグスワンスタジアム）

上尾野辺めぐみ選手（新潟レディース）
「早く試合がしたい。すごく楽しみな気持ちが強い。攻守でアグレッシブに戦い見ている方が楽しく応援したくなるようなサッカーをしたい」

五嶋京香選手（長野レディース）
「レベルの高い舞台でできるので、すごくワクワクしている。若いチームなのでアグレッシブな姿で面白いサッカーを見せたい」

■ちふれＡＳエルフェン埼玉ｖｓサンフレッチェ広島レジーナ（会場：熊谷スポーツ文化公園陸上競技場）

山本絵美選手（エルフェン埼玉）
「開幕に向けて気持ちは１つにしっかりトレーニングしている。全力でぶつかり勝ちに行くだけなので、そういうサッカーをして勝ち点を取りたい」

近賀ゆかり選手（広島レジーナ）
「チーム全員で切磋琢磨しながら練習ができている。プロということで結果が求められる。見ている方が応援したいと思ってもらえるようなリーグにしたい」

■マイナビ仙台レディースｖｓノジマステラ神奈川相模原（会場：ユアテックスタジアム仙台）

浜田遥選手（仙台レディース）
「攻守に渡りアグレッシブに戦うのが私たちのサッカー。開幕に向けて全員で取り組んで来たのでワクワクした気持ちでいっぱい」

松原有沙選手（相模原）
「初戦は勢いをつけるためにも必ず勝たなければいけない緊張感とワクワクした気持ち。連動した攻撃で相手を崩していきたい」

■ジェフユナイテッド市原・千葉レディース（初戦は第２節、ちふれＡＳエルフェン埼玉戦）

林香奈絵選手
「外国籍選手も加わり、今まで以上にコミュニケーションを取らないとうまく行かないと思っている。選手同士のピッチ内の会話は増えている」


写真：アフロスポーツ