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「いつも助けてもらっている」小郷裕哉が本拠地熱狂のプロ初サヨナラ打 楽天は交流戦10勝一番乗りで初制覇へ弾み

2024年6月12日 6:51
「いつも助けてもらっている」小郷裕哉が本拠地熱狂のプロ初サヨナラ打 楽天は交流戦10勝一番乗りで初制覇へ弾み
仲間から祝福を受ける楽天の小郷裕哉選手(写真:時事)
プロ野球セ・パ交流戦 楽天7×-6巨人(11日、楽天モバイルパーク)

楽天が9回に3点をもぎ取り、巨人に逆転サヨナラ勝利。劇的一打を放った小郷裕哉選手は、「サヨナラヒット初めてなので、最高です!」と喜びを口にしました。

4点ビハインドの8回に浅村栄斗選手の2ランホームランで2点差へ迫ると、9回は抑えのバルドナード投手から押しだし四球で1点差へ。

1アウト満塁から小深田大翔選手は空振り三振で2アウトとなりますが、小郷選手がカウント2-2からの5球目、150キロのストレートに反応。右中間へ前進守備の外野手の頭を越えて、楽天がサヨナラ勝利。仲間がつないだチャンスを決めた小郷選手は、チームメートから激しい祝福の水かけを受けました。

興奮冷めやらぬ本拠地のお立ち台に上がった小郷選手。「前のこぶさん(小深田選手)が三振してしまって、いつも助けてもらっているので、自分が絶対に決めてやるという気持ちで打席に入りました。サヨナラヒット初めてなので、最高です!」と話し、球場がわきました。

小郷選手は、5日の阪神戦で1点を追う9回2アウト2塁の場面で、「あと1人」コールを静寂に変える逆転2ランホームランを記録。交流戦は13打点で12球団トップを走り、打線をけん引しています。

この日の勝利で楽天は、交流戦10勝に一番乗り。2位ソフトバンクと1ゲーム差のまま首位を死守。球団初の交流戦初制覇へ向けて、弾みをつける1勝となりました。
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