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箱根駅伝予選会 中央学院が2年ぶり本大会

2021年10月23日 13:08
箱根駅伝予選会 中央学院が2年ぶり本大会

◇第98回箱根駅伝予選会(23日、陸上自衛隊立川駐屯地 周回コース、21.0975km)

参加した41校のうち、上位10校だけが来年1月に開催される第98回箱根駅伝に出場する権利を得ることができます。

武蔵野学院のカマウ選手や国士舘大のヴィンセント選手など留学生の台頭が続く中、日本人トップでフィニッシュしたのは中央学院の4年生、栗原啓吾選手。

タイムは1時間02分46秒。約2キロを残したところでスパートをかけ、ペースをあげます。ゴール前では苦しさに首を振りながらの激走。後ろから迫り来る明治大の加藤大誠選手を振り切って日本人1位となる8位でゴールしました。

「後ろの集団が苦戦しているという情報があったので、監督に(ペースを)あげるように言われたが、集団から抜け出して最後まで走ることができました」

去年の予選会では上位候補として名前を挙げられながらまさかの落選。「自分たちの力を過信していた」とチームは目標を新たにトレーニングに打ち込んできました。

エースと名高い栗原選手は「まずは頑張っている姿を(後輩たちに)見せないといけないのでそのあたりも4年生として頑張れるように」とレース後、語りました。本大会に向けては「チームとしてしっかり頑張ります」としています。


※写真はゴール後倒れ込む栗原選手