東京銀の野中生萌「結果残せたことは奇跡」
日本山岳・スポーツクライミング協会は5日、東京五輪に出場した選手とサポートしたスタッフの表彰を行いました。
東京五輪女子複合で銀メダルを獲得した野中生萌選手は200万円、銅メダルを獲得した野口啓代さんは100万円の報奨金を受け取りました。
また、男子複合4位の楢崎智亜選手は技能賞、原田海選手は敢闘賞を受賞。そのほか、安井博志監督ら11名のスタッフが功労賞を受け取りました。
野中選手は「コロナ感染拡大で開催が危ぶまれる時期もあったり、練習もなかなか出来ない時期がありましたが、無事に大会が開催され、このような結果を残せたことは奇跡だと思っています。本当にうれしく思っています。たくさんの方々にご尽力いただき、このような結果を得られたことを深く感謝いたします」とコメント。
野口さんは東京五輪をもって選手としては引退したことも踏まえ、「私の競技人生20年間のサポートをしてくださった協会のみなさまに感謝しています。これからもクライミングの普及に尽力していきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします」と述べました。