プロ野球で、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打などを放った選手に贈られる、月間「スカパー！サヨナラ賞」の１０、１１月度受賞選手が発表され、パ・リーグからはロッテの岡大海選手が選出され、３月、４月度に続いて今季２度目の受賞となりました。

岡選手は１０月１５日のソフトバンク戦、１－１の同点で迎えた９回裏、２アウト・ランナー１塁の場面で、左中間へサヨナラ２ランホームランを放ちました。

激しい首位争いで負けられない戦いが続いていたチームにとって、最高の一打。このサヨナラ勝ちでロッテは２年連続のクライマックスシリーズ進出を決めました。

岡選手は「このような賞を２回ももらえると思っていなかったので正直、自分でもびっくりしています。こういうシチュエーションをチームの仲間がつくってくれて、試合に勝つことに貢献できたことがすごくうれしく思います」と喜びを語りました。

サヨナラホームランを放った打席については「最初は後ろのバッターになんとかつなごうという気持ちで入ったんですけど、進むにつれてカウントが整っていたので『思い切っていこう』といった結果が、ホームランになった」と振り返り、「自分自身もアピールするのに必死でしたし、チームも優勝争いをしている中だったので、なんとか力になりたいという一心で頑張った」と胸の内を明かしました。


写真：球団提供