前田銀治「ホームランバッターに」楽天3位
プロ野球のドラフト会議で楽天から3位で指名を受けた静岡・三島南高校の前田銀治選手が11日、会見を行いました。
前田選手は、3月に行われた選抜高校野球に“21世紀枠”として出場。初戦では2安打を放つ活躍を見せていました。
ドラフト会議前には「プロは目標にしていたけど、土の中からダイヤモンドを見つけるくらいの職業なので不安はあった。甲子園で自分らしいプレーが出せて、一気に自分の夢、人生が変わるくらいすごい変わりました。元々は消防士が夢だったんですけど、やっぱり甲子園が終わってからすぐにプロ野球に入りたいという目標に変わりました」と、心境を語っていた前田選手。
プロ入りの夢を叶え、次なる目標は「球界を代表するようなホームランバッター」と笑顔を輝かせました。
▽以下、会見全文
――ドラフト3位指名となった思いは?
とてもうれしくて、もうなんすかね、ほっとしています。
――楽天の印象は?
投手力が厚い。プロ野球の中でもチーム力が本当に高くて、その中で、僕もレギュラー争いに加わっていけるチャンスをもらえたというのは本当にうれしいです。
――どんな選手になりたい?
球界を代表するようなホームランバッターを目標に、頑張っていきたいと思います。
――理想の選手像は?静岡出身の鈴木大地選手(楽天)や、清原和博さんのようにセンターから右方向に強い当たりを打っていきたいという目標があります。
――プロへの意気込みは?
選んでもらった以上、3年以内に1軍に定着して、ホームランバッターという称号を勝ち取れるような選手になりたいと思います。
――どんな自覚を持ってプロとして戦っていく?
三島出身、三島育ちなので、三島を背負ってプロ野球の世界に入っていくので、恥のないプレーをしていきたいという自覚を持っていきたいと思います。
――ドラフト3位指名をどう受け止めた?
やっぱり今回、ドラフト候補に入っていた中で、自分はビリの方で、実力も経験値も全然低い中で、こういった順位で指名していただいたことに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
――感謝の思いは誰に伝えたい?
やっぱり野球を始めさせてくれた父親だったりお母さんに本当にありがとうという気持ちを伝えたいと思います。