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江川CS解説 ヤクルト川端×巨人菅野

2021年11月14日 14:10
江川CS解説 ヤクルト川端×巨人菅野

野球解説者の江川卓さんが、セ・リーグCSファイナルステージの勝負を分けたプレーに、ヤクルト・川端慎吾選手と巨人・菅野智之投手の対決を選び、川端選手の“打撃技術”を13日の「Going!Sports&News」で絶賛しました。

第2戦、ヤクルトは6回2アウト満塁のチャンスに代打で川端選手を起用します。川端選手はフルカウントと追い込まれる中、菅野投手の6球目の変化球をファウルにしました。

江川さんは川端選手の打撃について、「当てるポイントを遅らせることによって、厳しいコースをファウルにできる。投手は遅いボールで打ち取るのが難しいと考えてしまう」とコメント。

そして続く7球目、菅野投手の147キロのストレートは大きく外れ、押し出しの四球。ヤクルトは貴重な追加点を挙げました。

「菅野投手は自分が持つストレートより、速いストレートを投げようとして外れてしまった。菅野投手の動揺を誘える打撃技術は“超怪物”と言ってもいい」と絶賛しました。

川端選手は今季レギュラーシーズン代打での出場が多い中、86打数32安打、打率.372とハイアベレージを残しています。