日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）は１５日、石川遼選手への処分を発表しました。

１５日の午前中に、週刊誌で報じられた「石川遼選手の自主隔離期間中の行動」について、ＪＧＴＯの理事１８人、ＪＧＴＯの監事２人、顧問弁護士１人がリモート形式で１時間、臨時理事会を開きました。

その結果、１か月間の国内ツアーの出場停止処分、ＪＧＴＯ副会長及び理事の辞任届の受理が決定されました。

これにより、石川選手は今年のツアー残り３試合、「ダンロップフェニックス」と「カシオワールドオープン」、最終戦の「日本シリーズＪＴカップ」のいずれも欠場となります。

ＪＧＴＯを通じ石川選手は、「この度、私の行動によりましてこのような事態を招いたことを反省し、ＪＧＴＯ副会長及び理事を辞任いたします。また、今回の処分を真摯に受け入れ、今後このようなことが無いように努める所存です。そして、こんな自分でも応援してくださる方がいる限り、最後まで諦めずにゴルフを頑張りたいと思います」とコメントを発表。

ＪＧＴＯの青木功会長も、「今後このような事態を招くことが無いよう、再発防止策として、全ツアーメンバーに対し、コンプライアンス遵守の徹底と社会的責任の重要性をあらためて認識させ、プロゴルファーとして、更なる自覚と責任を持った行動、言動をするよう指導して参る所存です」としています。


※選手と会長のコメント表現は原文ママ


写真：アフロ