ラグビー代表・中村ら4選手“世界選抜”へ
日本ラグビー協会は22日、世界各国からトップ選手を招く選抜チーム「バーバリアンズ」に、日本代表の中村亮土選手(30)、垣永真之介選手(29)、堀越康介選手(26)、小瀧尚弘選手(29)が選出されたことを発表しました。
バーバリアンズは、1890年にイングランドで創設された歴史あるクラブチームで、遠征や試合の時だけ世界各国から選手を招き、選抜チームを編成。伝統あるこのチームでプレーすることは、ラグビー選手にとっては、大変名誉なこととされています。日本勢ではこれまで、2014年に田中史朗選手(36)、2015年に藤田慶和選手(28)などが“世界選抜”のメンバーに選出されていました。
バーバリアンズは現地27日、イングランドのトゥイッケナム・スタジアムでサモア代表と対戦します。
日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「このたび、ブレイブブロッサムズ(※日本代表の愛称)から4名の選手がバーバリアンズに選出されたことは、大変光栄なことです。彼らにとっては、とてもユニークで名誉な経験をすることとなり、世界中の優れた選手達と一緒にプレーして友情を育むことができる素晴らしい機会となることでしょう。彼らの選手キャリアの中でも、間違いなくハイライトの一つとなることと思います。ラグビーワールドカップ2023フランス大会で日本はサモアと対戦することが決まっていますので、サモアがどのようなプレーをするのか、また、バーバリアンズが得意とするハイテンポでどこからでも攻撃するプレースタイルを選手達がどのように実践するのか、興味深く注目しています」と“世界選抜”の一員となる4選手に期待を寄せました。
写真:アフロ、日刊スポーツ/アフロ、アフロスポーツ
【注釈】写真上段…中村選手、垣永選手 写真下段…堀越選手、小瀧選手