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阪神が首位攻防戦で連勝で優勝マジックは『7』 大竹が10勝目&終盤は小刻みな継投で逃げ切る

2023年9月9日 17:04
阪神が首位攻防戦で連勝で優勝マジックは『7』 大竹が10勝目&終盤は小刻みな継投で逃げ切る
阪神・岡田彰布監督
プロ野球セ・リーグ 阪神5-1広島(9日、甲子園球場)

序盤の集中打で試合を優位に進めた阪神が広島に連勝を飾りました。

打線は2回、広島の森下暢仁投手から佐藤輝明選手がチーム初ヒットとなるツーベースで出塁。続くノイジー選手が一二塁間を破るヒットで幸先良く先制します。攻撃の手を緩めない阪神打線は、なおも続くチャンスで大竹耕太郎投手のバスターがレフト線を破るツーベースとなりさらに1点を追加すると、きのうスタメンに復帰した近本光司選手のタイムリーツーベースでこの回一挙4点を奪います。

5回には1アウトから中野拓夢選手がヒットで出塁すると、森下翔太選手のレフト前ヒットで連打。さらに広島の守備がもたつく間に一気に進塁し2、3塁とすると、大山悠輔選手の内野ゴロの間に貴重な追加点を挙げました。

投げては先発の大竹耕太郎投手が緩急自在な投球。初回は西川選手にアウトコースいっぱいのストレートで三振を奪うと、その後も抜群のコントロールで凡打の山を築き、6回まで2塁を踏ませぬ投球をみせます。7回にはマクブルーム選手の打席で80キロ台のチェンジアップを投げ球場をどよめかせるなど、7回途中91球を投げて5安打3奪三振無四球1失点(自責0)と大事なマウンドで試合をつくります。

継投に入った阪神は7回途中から上がった2番手の石井大智投手が2三振を奪うなど回をまたぎ打者3人を完璧に封じると、8回2アウトからは3番手の桐敷拓馬投手もきっちり抑え9回へ。そのまま桐敷投手は9回のマウンドへ上がり、2アウト1、2塁としたところで岡田彰布監督は抑えの岩崎優投手に交代。小刻みな継投で、広島打線に得点を与えませんでした。

これで大竹投手が今季10勝目。投打がばっちりかみ合った首位阪神は大事な首位攻防戦で広島に連勝し、優勝マジックは3つ減り『7』となりました。

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