パリ五輪新競技「ブレイキン」で日本勢が躍進 五輪メダル候補・AMIが2度目の世界女王&Shigekixが準優勝
ブレイキン・AMI選手(左)とShigekix選手(右)【写真:新華社/アフロ】
◇WDSF世界ブレイキン選手権(22日、韓国)
パリ五輪新競技のダンススポーツ「ブレイキン」。22日、世界選手権が韓国で行われ、女子ではAMI選手(本名:湯浅亜実)が優勝、男子ではShigekix選手(本名:半井重幸)が準優勝に輝きました。
ブレイキンは1970年代アメリカ・ニューヨークでギャング同士の抗争をダンスで解消しようと生まれた文化。ダンススポーツとしては2018年ブエノスアイレスユース五輪で初めて採用されており、2019年正式にパリ五輪の追加競技として採用されました。
DJが流す即興の音楽に合わせて1対1で交互にダンスを披露し、技術や表現力・独創性などでを競います。
この大会、2度目の優勝を狙うAMI選手は小柄な体格からは想像できないダイナミックな回転技「パワームーブ」を武器に、順当に決勝進出。
3ラウンド形式で行われた決勝、対戦したのはこちらもパワームーブを武器とする中国の671選手(シックスセブンワン)。
AMI選手は立って踊る「トップロック」、床に手をついて足でステップする「フットワーク」、そしてパワームーブを3ラウンドとも高いクオリティで披露します。さらに、相手に対してブラシで掃除したり、銃で相手を撃つブレイキンならではの「ジェスチャー」も織り交ぜ、審査員の心をつかみ、勝利。2019年の第1回大会以来となる2度目の優勝を果たしました。
AMI選手は「今まで練習してきたムーブを全て披露することが出来たことと、相手やシステムに合わせるのではなく、今まで踊ってきたことに自信を持ってそれを披露し優勝出来たことがうれしいです」とコメントしました。
一方、男子ではパリ五輪メダル候補と注目されるShigekix選手が登場。キレのあるパワームーブを武器に決勝に進出。前年の準優勝者、カナダのPhil Wizard(フィル ウィザード)選手に惜しくも敗れたものの初の準優勝に輝きました。
パリ五輪新競技のダンススポーツ「ブレイキン」。22日、世界選手権が韓国で行われ、女子ではAMI選手(本名:湯浅亜実)が優勝、男子ではShigekix選手(本名:半井重幸)が準優勝に輝きました。
ブレイキンは1970年代アメリカ・ニューヨークでギャング同士の抗争をダンスで解消しようと生まれた文化。ダンススポーツとしては2018年ブエノスアイレスユース五輪で初めて採用されており、2019年正式にパリ五輪の追加競技として採用されました。
DJが流す即興の音楽に合わせて1対1で交互にダンスを披露し、技術や表現力・独創性などでを競います。
この大会、2度目の優勝を狙うAMI選手は小柄な体格からは想像できないダイナミックな回転技「パワームーブ」を武器に、順当に決勝進出。
3ラウンド形式で行われた決勝、対戦したのはこちらもパワームーブを武器とする中国の671選手(シックスセブンワン)。
AMI選手は立って踊る「トップロック」、床に手をついて足でステップする「フットワーク」、そしてパワームーブを3ラウンドとも高いクオリティで披露します。さらに、相手に対してブラシで掃除したり、銃で相手を撃つブレイキンならではの「ジェスチャー」も織り交ぜ、審査員の心をつかみ、勝利。2019年の第1回大会以来となる2度目の優勝を果たしました。
AMI選手は「今まで練習してきたムーブを全て披露することが出来たことと、相手やシステムに合わせるのではなく、今まで踊ってきたことに自信を持ってそれを披露し優勝出来たことがうれしいです」とコメントしました。
一方、男子ではパリ五輪メダル候補と注目されるShigekix選手が登場。キレのあるパワームーブを武器に決勝に進出。前年の準優勝者、カナダのPhil Wizard(フィル ウィザード)選手に惜しくも敗れたものの初の準優勝に輝きました。