NYに巨大避難所…移民2万人超 受け入れ態勢強化
アメリカ・ニューヨークで南部の州から送り込まれた中南米の移民が2万人を超えました。市は巨大な避難所を開設するなど受け入れ態勢を強化しています。
ニューヨークには毎日、メキシコとの国境地帯から大勢の移民が数台のバスで到着しています。不法移民対策に追われる南部の州の知事が、受け入れに寛容なバイデン政権を批判する狙いで移民を送り込んでいるもので、その数は18日時点で2万人を超えました。
18日に完成した避難所には、およそ1000床のベッドが設置されています。また、1日3回の食事が無料で提供され、娯楽スペースも設けられています。
アメリカでは、移民政策をめぐる分断が深まっていて、3週間後に迫った中間選挙の重要な争点となっています。