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平野歩夢「大きいチャレンジ」夏冬二刀流へ

2021年12月6日 16:59
平野歩夢「大きいチャレンジ」夏冬二刀流へ

スノーボードで北京五輪出場を目指す平野歩夢選手(23)が6日、オンライン取材に応じました。

ソチ五輪、平昌五輪で銀メダルを獲得した平野選手は、今年の東京五輪にスケートボード代表として出場。東京五輪から約半年後に迎える北京五輪での“夏冬の二刀流”へ「少ない時間の中では順調に進んでいる。まだ五輪は確定していないけど、順調に進んでいけば自分にとって特別な五輪になってくると思う。大きいチャレンジだと思うし、その中でどこまでいけるかを自分自身と向き合っていければ」と意気込みを語りました。

また、スケートボードを経験したことで得た部分については、「スノーボードの状況にはないことをいろいろ吸収できたと思う。精神面の部分や、スケートボードでの足が固定されていない感覚、言葉で表せない色々な細かい部分。いいメリットもあれば悪いメリットも出てくるとは思うけど、そこのつじつまを合わせていければ」とコメント。

平野選手は北京五輪の代表選考にも関わる今季のW杯初戦(9日予選、11日決勝)に出場予定。「スノーボードから離れていた時期が長かったので、大会自体も久しぶり。その中で今の段階での自分のレベルを大会で見せられることはすごく楽しみ」と充実した表情を見せました。

さらに、野球界で投打の“二刀流”として活躍する大谷翔平選手について問われると、「難しいところを貫いているんだろうなと。簡単なことしか言えないけど、ちょっと前ではあり得なかったことが今ではそういうスタイルだからこそ、人として認められたりとか、新しい貫き方も出てきていると思う。これからのためにもいい影響なんじゃないかと客観的に感じている」と話しました。


写真:アフロ

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