◇第２８回　全日本スピードスケート距離別選手権大会（２２日～２４日　長野　エムウェーブ）

公式練習日となった２１日、スタートの練習など、約３５分間、氷の感触を確かめた平昌五輪女子５００ｍの金メダリスト小平奈緒選手。

今大会の目標を「明日は初戦の５００ｍなんですが、シーズン最初の公式のレースということで、しっかりと集中して、自分が今持っているものがどれくらいなのか確かめたいと思います。どういう結果が出るかよりも、開幕戦でしっかりとＷ杯の代表に選ばれて、海外選手と同じ土俵に立った時に、自分が何を学んで、そして２月（の北京五輪）に、どう自分を表現したいのかを詰めていきたい」と、語りました。

平昌五輪では３６秒９４の五輪新記録で優勝した５００ｍ。今大会の目標タイムを聞かれると「今日滑った感覚では、氷とのやりとりがしっかり出来ている。特に自分の中では数字は決めずに、ゴールしてどうかを見てみたい。トライアルでは既に３７秒台で滑れているので、それより少し早いタイムではこれると思う」と好調ぶりを明かしました。

小平選手は５００ｍ、１０００ｍ、１５００ｍの３種目にエントリーしています。