【W杯予選】先制ゴール田中碧インタビュー
◆W杯アジア最終予選、グループB第4戦、日本2-1オーストラリア(12日、埼玉スタジアム2002)
3戦で2敗し、あとがない状況のサッカー日本代表は、3戦全勝のオーストラリアに勝利。予選初出場で先制ゴールを挙げた田中碧選手が試合後インタビューに応じました。
(以下、主な一問一答)
――初先発。どのような心境で臨みましたか?
「選ばれた時から出たいという気持ちはありましたし、自分がやってやるという気持ちは持ってました。こういう状況の試合で自分を選んでくれたので、自分でやらなければいけない責任が間違いなくあった。点を取ることだけを考えてプレーしていたので点を取れて良かったと思います」
――緊張感は?
「正直“僕の人生の中でこれ以上緊張することはない”日本サッカーの進退がかかってる試合。本当にこの試合が終わって“引退してもいいや”と思えるくらい後悔のないようなゲームをしたいと思っていた。自信を持ってプレーしましたし、勝つことで次につながる」
――チームに何をもたらそうと思ってプレーしたか?
「ボールを触っても、触らなくてもボールがしっかり動いてチームがうまくいくようなプレーをしていかなければいけないとは思っていた。2ボランチの一角で出ると思ってやっていたので、オリンピックのようなプレーができればいいと思っていた。今回4-3-3
だったので、前でのプレーも増えたので、そこでのクオリティは上げていかなければいけないとは思いました」
――若手のもたらす効果は?
「僕は勢いでのし上がってきたタイプではないですけど、90分の中ではそういうものを出していかなければいけない。W杯に日本サッカーが行くことが何より重要で、僕だけでなくいろいろな人がそこに向かって進んでいる。これからも簡単な試合は何一つないですし、W杯はもっと厳しい舞台だと思うので、僕自身もっと成長して引っ張っていく立場にいくくらい力をつけていかなければいけないと思う」
写真:AFP/アフロ