G岡本「うまくいかなかったシーズン」
◇読売巨人軍2021シーズン感謝祭(8日、東京・両国国技館)
巨人のファン感謝イベントが行われ、今季2冠に輝いた岡本和真選手(25)が、ファンの前で思いを語りました。
本塁打39、打点113で、本塁打王と打点王の2冠に輝きましたが、「チームとしても個人としても、なかなかうまくいかなかった。よくタイトルを取れたなと、いま振り返っても思います。ここまでいけば、(本塁打を)もう1本、打ちたかった」と振り返りました。
さらに、2019年に40本塁打を記録した坂本勇人選手とのエピソードを明かした岡本選手。
「坂本勇人さんに普段から『お前は俺より多く打たな、ホームランバッターちゃうからな』と言われていて、今シーズン終わってすぐ言われたので、来年は目指しはしないですけど、(40本)いければいいと思います」と話しました。
そして、ゴールデングラブ賞を初めて受賞したことについては、「そこは一番今年に関しては嬉しいことですし、入団からずっと目標にしてきた賞なので、これからも選んでもらえるように頑張っていきたい」と笑顔も見せました。
イベントでは一緒に壇上に上がった丸佳浩選手が「岡本さまが終盤で、前半戦1人で頑張ってくれた分、疲れちゃっていて。僕とか勇人さんは『いいかげんにせいよ』と、お叱りの言葉をいただいたので、そういった言葉が出ないように頑張っていきたい」とコメントしましたが、華麗にスルーして、会場を沸かせました。
そして、クライマックスシリーズ前に左脇腹痛で戦線離脱したことについては「来シーズンはケガなく1年間戦えるように頑張ります」と話しました。