◇MLB ドジャース9-5パイレーツ(日本時間10日、ドジャー・スタジアム)

ドジャース・大谷翔平選手が本拠地でのパイレーツ戦で35号2ランを放ちました。本塁打王を争うブレーブスのオズナ選手も34号を放ち、その差は1のままです。

「1番・指名打者」でスタメン出場した大谷選手は初回、相手先発・ケラー投手の155キロの高めのストレートに手が出て空振り三振に倒れます。

それでも大谷選手は1点リードの3回、1アウト1塁で第2打席を迎えるとケラー投手のスライダーを完璧にとらえスタンドインを確信する「確信歩き」。センターバックスクリーンへの35号2ランとしました。

この日の大谷選手は4打数1安打2打点。打率（.3018）と本塁打でリーグトップ、打点はトップのオズナ選手と6差の83としています。

ドジャースのロバーツ監督は大谷選手について「彼は他の誰にもできないことを野球でやってのけている。だから彼には驚かされ続けているよ」とコメント。また、ケガのため戦列を離れている「MVPトリオ」の一人、ムーキー・ベッツ選手が日本時間13日のブリュワーズ戦から復帰することを示唆しました。現在、ドジャースは首位ながら2位・パドレスとは2.5ゲーム差。シーズン終盤に向け、大きな戦力が戻ってきます。