◇MLB パドレス6x-5ドジャース（日本時間日、31日ペトコ・パーク）

ドジャースの大谷翔平選手は松井裕樹投手が所属するパドレスと対戦。5回の直接対決は大谷選手が空振り三振に抑えられ、松井裕樹投手に軍配が上がりました。

日本時間31日に行われた敵地・パドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場した大谷選手。この日、会場となったペトコ・パークでは野球では史上最多4万7559人の観客動員数を記録しました。

大谷選手は第1打席、四球で出塁すると今季28個目の盗塁を成功させ得点圏に進みます。その後チームメートのヒットで3塁まで進んだ大谷選手。ギャビン・ラックス選手の犠牲フライの間にホームへ生還し先制点をもたらしました。

5回、大谷選手の第3打席にはパドレスの松井投手がマウンドに上がります。松井投手は全球スライダーで勝負をすると空振り三振に打ち取り、日本人対決は松井投手に軍配が上がりました。

その後もライトライナーや見逃し三振と倒れた大谷選手はこの日、4打数無安打、1得点の成績。一方、大谷選手を空振り三振に仕留めた松井投手は1回（10球）を投げ、被安打0、2奪三振、無失点の完璧なリリーフを見せると、パドレスが10回にサヨナラ勝ちを収めました。

試合後、ドジャースのロバーツ監督は大谷選手について「最初のイニングは本当に良かったと思う。それ以降、彼ら（パドレス）はマッチアップに合わせて上手くブルペン投手を使って5・6人の投手を使っていた。ショウヘイに対しては左腕を上手くマッチアップさせてアウトを奪っていた」とパドレスの継投策に嵌まってしまったことを明かしました。