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【侍ジャパン】“投手四冠”日本のエース・山本由伸が世界一へ「全力で腕を振りたい」 全選手紹介#10

2023年2月2日 6:00
【侍ジャパン】“投手四冠”日本のエース・山本由伸が世界一へ「全力で腕を振りたい」 全選手紹介#10
侍ジャパン・山本由伸投手
3月8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。
史上最多3度目の世界一を狙う侍ジャパンの全選手を紹介します。

今回は昨季、プロ野球史上初の2年連続となる最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振の“投手四冠”を達成し、タイトルを総なめにした山本由伸投手です。

宮崎県の都城高校から2016年ドラフト4位で入団した山本投手。ルーキーイヤーは1軍で5試合に登板すると、翌年にはセットアッパーとして54試合に登板。オールスターゲームにも出場するなど、一躍ブレークを果たします。

翌19年からは先発として本格始動。この年両リーグ合わせて唯一の1点台となる防御率1.95を記録し、自身初タイトルとなる最優秀防御率に輝きます。

背番号を43から18へと変更し臨んだ20年は最多奪三振のタイトルを獲得。そして21年には18勝5敗、勝率.783、防御率1.39、奪三振206とさらなる飛躍を果たし、史上12人目、球団初の投手四冠を達成。
チームのリーグ優勝にも貢献し、パ・リーグMVPにも輝くと、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、沢村賞など主要8タイトルを獲得します。

そして22年6月18日の西武戦(ベルーナドーム)で、自身初となるノーヒットノーランを達成。15勝5敗、勝率.750、防御率1.68、奪三振205の成績でプロ野球史上初の2年連続投手四冠に輝き、チームの日本一の立役者に。パ・リーグMVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、沢村賞も2年連続で獲得するなど、名実ともに球界のエースとして君臨します。

24歳と若手ながら、19年のプレミア12、右投手としてベストナインにも輝いた21年の東京五輪に続き、自身3度目の国際大会に臨む山本投手は、今回のWBCへ向け「選出していただき、とても光栄ですし、身が引き締まる思いです。大会へ向けてしっかりと調整をして、日本の世界一に貢献できるように全力で腕を振りたいと思います」と意気込みました。

若き球界のエースが日の丸を背負い、東京五輪に続く2度目の世界一へ挑みます。
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