×

【ラグビー日本代表】流大 目標は「優勝」副主将の決意 中学時代はサッカーとの二刀流 全選手紹介#28

2023年9月9日 17:00
【ラグビー日本代表】流大 目標は「優勝」副主将の決意 中学時代はサッカーとの二刀流 全選手紹介#28
ラグビー日本代表の流大選手
4年に一度の祭典、『ラグビーワールドカップ』が9月8日に開幕しました。

4年前の日本大会では、史上初のベスト8入り。さらに今大会は、「優勝」を目指しているラグビー日本代表

その代表メンバーを全員紹介します。今回は流大選手です。

■主将として次々に結果を出す 代表キャップ『0』でキャプテンに指名される

9歳の時に親の勧めでラグビーを始めた流選手。中学校時代はサッカーも同時にプレーしていました。

熊本の荒尾高校へ進学すると、ラグビー全国選手権にも出場しました。そして、帝京大学では2年生から頭角を現し、4年生の時には主将として大学選手権の優勝に貢献。サントリーに入部すると2016-17シーズンから主将に就任。そこからチームは2季連続の2冠に輝き、自身も2季連続でベスト15に選出されました。

また17年には代表キャップ0ながら、ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)に、日本代表のキャプテンに指名された流選手。

その後、日本代表やサンウルブズでも活躍し、19年W杯でもリーダーの1人として、全5試合にSH(スクラムハーフ)として先発出場し、史上初のベスト8入りに貢献。今大会は副主将として臨みます。

■目標は「優勝」 得意のキックでチームを勝利に導けるか

身長166センチと小柄の流選手のポジションはSH。常にボールと共に動き回り、攻撃のリズムを作り出します。

また、サッカーを5年間していたこともあり、得意なプレーは『正確なキック』。相手の裏にキックパスを出して味方のトライをアシストしたり、チームではトライ後のコンバージョンキックなどで得点を決めるときもあります。

6月の代表合宿前のインタビューでは、「前回はベスト8という目標を掲げて大会に臨んで、正直あの時は、僕たちがアイルランドやスコットランドに勝って1位通過するなんて、国民もそうですし、全世界で信じていた人は、なかなかいなかったと思う。でも自分たちにはそれを達成できるという大きな自信があって、それを本当に達成できた」と、前回大会を振り返った流選手。

今大会に向けては「大きな目標を持って、大きな夢を持ってそこに向かっていくということが本当に大事だと思っている。(目標は)優勝と公言しますし、それを公言できる明確な理由をこれからの合宿で積み重ねていきたいなと思っています」と話しました。

◇流大選手
主なポジション:スクラムハーフ
生年月日:1992年9月4日
所属チーム:東京サントリーサンゴリアス
身長:166センチ
体重:75キロ
出身地:福岡
出身校:荒尾高校→帝京大学

◇日本代表のW杯スケジュール(日本時間)
9月10日 vsチリ
9月18日 vsイングランド
9月29日 vsサモア
10月8日 vsアルゼンチン