◇カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023　侍ジャパン4-2ソフトバンク(26日、宮崎)

野球日本代表の侍ジャパンは26日、ソフトバンクとの強化試合で白星を飾り、2連勝しました。

侍ジャパンは5回。2点ビハインドから周東佑京選手の足をからめ同点とすると、9回は、ヒットを放った周東選手が盗塁、送球がそれる間に3塁に進む快足ぶりを発揮。その後源田壮亮選手のタイムリーで勝ち越しのホームを踏みました。

逆転勝利となったこの日の試合について栗山監督は「全選手が自分の持ち味をしっかり出す、というのがこのチームが勝ちやすい形」と振り返りました。

5回に代走として出場し、守備のスキを突いた走塁で同点とすると9回にも自慢の足で勝ち越し点につなげた周東選手について「素晴らしいスピードだった。ベンチから見てても、思った感じ以上の瞬発力や感性を見せてくれた」とコメントしました。

さらに、9回の走塁について、かつてプレミア12で見せた走塁のようではないかと問われると栗山監督は「もっとすごいことをWBCでやってくれる」と称賛しました。

2失点の先発・山本由伸選手については「今の状況とボールの合わせ方、さらに進化していく。絶対的に信頼感があるピッチャー。順調にきている感じがした」と語った栗山監督。

残り4試合でWBC本戦を迎える侍ジャパンについて「それぞれの役割をしっかり果たしてもらわないと頂点に立てない。こっちは信頼していくだけ」と前を向きました。