◇カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023　侍ジャパン4-2ソフトバンク(26日、宮崎)

侍ジャパン・周東佑京選手は5回に代走として出場すると、足でかき乱し、2打数1安打1盗塁2得点の活躍を見せました。

5回、ヒットで出塁した近藤健介選手の代走として途中出場した周東選手。笠谷俊介投手の2球目がワンバウンドしキャッチャーがボールを前に落としたのを見ると2塁へ走ります。送球がそれ暴投の間に一気に3塁を陥れた周東選手。その後、3番・岡本和真選手のセカンドゴロの間に足を活かして生還しました。

2-2と同点で迎えた9回にはレフト前ヒットで出塁すると、続く3番・源田壮亮選手への初球からすかさず盗塁。捕手の送球がそれる間に一気に3塁へ進みます。

その後、源田選手のライトへのタイムリーヒットで生還し、勝ち越しのホームを踏みました。

お立ち台に上がった周東選手は「いい仕事ができたなと思いました。(同点で9回に出塁する)場面が本戦になってもあると思うので、そこに向けてこの試合なんとかして勝ちたいと思っていました」とコメント。

SNSでファンからは「ジャパンの秘密兵器」「なんや周東フェブラリーSでも走ったんか」など、足の速さから競馬を絡めた声も上がりました。