◇MLB東京シリーズ プレシーズンゲーム 阪神―カブス（15日、東京ドーム）

試合前にカブスのマット・ボイド投手が阪神の桐敷拓馬投手とグラブの交換を願い出る場面がありました。

ボイド投手によりますと、桐敷投手が最優秀中継ぎ賞を受賞していたことを知っていたそう。さらに同じ左投手だから、ということで、チームの日本人スタッフを介して、阪神サイドに働きかけてもらったということです。

桐敷投手も通訳を伴っていましたが、直接ボイド投手と話そうとする場面もあり、和やかな雰囲気に。そこに打撃練習を見学していた佐藤輝明選手と坂本誠志郎選手が近寄っていき、会話に加わります。ボイド投手が桐敷投手に「最優秀中継ぎ賞の受賞おめでとう」と声をかけると、佐藤選手が「おめでとうって言ってるよ」と教えてあげていました。さらに、佐藤選手は英語で「日本食おいしい？」「日本、楽しんでね」などおもてなしの声をボイド投手にかけ、最後はがっちりと握手。みんなで記念撮影をしていました。

ボイド投手は16日の巨人戦で登板する見込みです。