公益財団法人日本サッカー協会(以下JFA)とMS&ADインシュアランスグループ(以下MS＆ADグループ)は4日、都内のJFAハウスで共同記者会見を開き、2023年から2026年の4年間、MS&ADグループが「JFAメジャーパートナー」となることに基本合意したと発表しました。

MS&ADグループはこれまで、2008年から15年にわたり、「日本代表サポーティングカンパニー」として日本代表チームを中心にJFAへの協賛を行ってきましたが、23年以降は「JFAメジャーパートナー」となり、選手育成や指導者養成、地域活性など幅広く多分野でのJFAをサポートすることになります。

登壇したJFAの田嶋幸三会長は「(今回の基本合意で)A代表だけでなく、シニア・女子・育成年代を三本柱として、新たな価値をMS&ADグループと生み出していきたい」と語り、MS&ADグループの樋口哲司副社長は「長年グループが協賛してきた女子のサッカーは今後さらに発展する可能性が非常に高い。まずは国内でより多くの試合を開催し、地域活性につながるイベント開催からいろいろな人々の健康や幸せにつなげていきたい」とそれぞれ意気込みを語りました。

また、会見にはサッカー男子日本代表の森保一監督と女子日本代表なでしこジャパンの池田太監督からビデオメッセージも寄せられ、日本サッカーのさらなる発展への期待を述べました。

男子日本代表はカタールで今月20日から、女子日本代表なでしこジャパンはオーストラリア・ニュージーランドで来年7月からそれぞれワールドカップが行われます。