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「守りからリズムをつかんだ」阪神・岡田彰布監督 木浪聖也&中野拓夢の好守備を称賛

2024年4月4日 5:50
「守りからリズムをつかんだ」阪神・岡田彰布監督 木浪聖也&中野拓夢の好守備を称賛
阪神の岡田彰布監督
プロ野球セ・リーグ 阪神5ー2DeNA(3日、京セラドーム)

プロ野球・阪神がDeNAに逆転勝ちし、今季ホーム初勝利をあげました。

今季初登板となった先発・伊藤将司投手は初回、オースティン選手に高めのストレートをレフトスタンドに運ばれるなど序盤から2点を失い嫌な流れになります。それでも木浪聖也選手や中野拓夢選手らバックの好守備にも助けられながら粘りのピッチングを見せ7回72球、被安打5、2失点。打線が6回に逆転し今季1勝目を挙げました。

試合後、岡田彰布監督は「守り勝ちですね」と試合を振り返りました。勝利投手となった先発・伊藤将司投手について「いつも低く低くいくピッチャーが、まぁ開幕だからしょうがない部分はあるんですけどね。なんとか2点に。うまくゴロ打たせて大事なところでゲッツー取れたのが大きかったです」と序盤の失点に触れながらも立て直した投球を賞賛しました。

伊藤投手は2点を失ったあとの3回、先頭バッターにヒットを許しますが1番・度会隆輝選手を併殺打に打ち取ります。さらに5回にもランナーを出しますが石上泰輝選手のセンターに抜けそうなあたりをショート・木浪選手が横っ飛び。またも併殺打に打ち取り進塁を許しませんでした。6回にもヒット性の当たりを中野選手がダイビングキャッチするなど、バックが伊藤投手を助けました。

開幕から25回2/3イニング無得点という窮地から始まった今シーズン。「打つ方はあんまり調子よくないかも分からないけど、守りからリズムをつかんだみたいな、そういうゲームでしたね」と守備陣にも賛辞を贈りました。

4回に大山悠輔選手が反撃のタイムリー。さらに6回には森下翔太選手に逆転2ランが飛び出し試合をひっくり返すと、8回には近本光司選手が1号ソロを放ち貴重な追加点を挙げました。「徐々にヒットも出てきたんで、もうちょっとの部分もありますけど。もうちょっと早いイニングからこういう形になればいいと思いますけどね」と冷静に分析しコメントしました。
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