ハピネッツ 台湾フィーバーで2連勝!5000人超のブースター前に4連勝
バスケットボールりそなグループB1は、3週ぶりにリーグが再開し、秋田ノーザンハピネッツは、この土日、西地区の滋賀レイクスをホームに迎えました。
国際チャーター便で秋田とつながる台湾からも多くのファン、そして人気チアリーダーも訪れた2連戦、秋田のバスケ熱も示し、ハピネッツは連勝です。
先月30日、試合会場には台湾からの来場者が。
彼らのお目当ては…今シーズンハピネッツに加入した台湾出身、ガディアガ モハマド アルバシール選手。
「アバシ」の愛称で親しまれている、台湾を代表するスター選手を一目見ようと、秋田まで駆けつけました。
「木曜日、直行便で来ました」
「ガディアガ選手と(滋賀の)游選手の試合を見たくて来ました」
同じく台湾出身、游選手を擁する滋賀との2連戦。
中断期間があけて3週ぶりとなる試合は、ヘアスタイルを変えたアバシこと、ガディアガが魅せました。
ハピネッツ、まずは第1クオーター、ガディアガが最初のシュートで3ポイントを沈めると、第2クオーターでは、スティールからの速攻。
チームの勢いにつなげました。
試合は、両チーム譲らず、最終第4クオーターへ。
4クオーター早々、ハピネッツは同点に追いつかれますが、ここでガディアガが3ポイント。
試合時間残り5分をきり、再び同点の場面で、またしてもガディアガ。
相手に流れを渡しませんでした。
そして、最終盤、ガディアガは相手を引きつけて、アシスト。
勝利を決定づける得点を演出しました。
ガディアガは3ポイント3本を含む11得点と、好アシストで、台湾から訪れたファンの期待にも応えました。
ガディアガ選手
「彼らの声も私の方に試合中届きましたし、台湾という遠いところからわざわざ応援に来てくれて本当に嬉しかったです」
しかし、1日は、滋賀の台湾出身選手・游の奮起を許しました。
前半は滋賀にリードを奪われましたが、後半。
ここぞの集中力を発揮したハピネッツは、ライスナーの連続3ポイントで逆転。
さらにメコウル。
そして中山も3ポイントで続き、一気に突き放しました。
今シーズン初めて5000人を超える観客が訪れた1日は、ガディアガが台湾で所属していたチームの人気チアリーダー・チュンチュンも応援に加わりました。
熱い応援を力に変えたハピネッツ。
接戦を制し、連勝を4に伸ばしました。
前田顕蔵 ヘッドコーチ
「こうして皆さんが体育館に、アリーナに来て応援していただけること、本当に感謝しています。当たり前とも思ってないです。この雰囲気、最高だと思いますし、きっとアリーナもできると思ってますし、皆さんのこの熱が伝わって、ハピネッツが続いていくと思うので、引き続き熱い応援よろしくお願いします」
ハピネッツ、東地区4位は変わりませんが、4連勝で9勝7敗としました。
次は7日8日の土日、アウェーで5位のレバンガ北海道と対戦します。