日本ハム、巨人で活躍し、今季限りで現役引退した鍵谷陽平氏が2日、出身地である北海道・七飯町から町民栄誉賞が授与されることが決まりました。

鍵谷氏は12年にドラフト3位で地元・北海道の日本ハムに入団、16年には日本一に貢献しました。19年途中にトレードで巨人に移籍。23年に戦力外通告を受けると、育成選手として古巣・日本ハムに復帰。9月25日に12年間の現役生活を終える引退セレモニーが行われました。

その際には同期入団だったドジャースの大谷翔平選手からサプライズでビデオメッセージが届きました。大谷選手は「この動画を見る頃には感激のあまり涙で前が見えていないんじゃないかと思います。もしそうじゃないなら少し僕は寂しいです」とユーモアを交えて同期を送り出しました。

七飯町は「プロ野球選手として12年にわたるマウンド上での雄姿と様々なエピソードから垣間見える温厚篤実な人柄は、多くの町民に大きな感動と希望を与えました」と評価し今回の町民栄誉賞授与を決定しました。