高専出身で史上初の日本代表選出 阪神タイガース石井大智投手「自分の活躍で秋田の人を元気づけられたらうれしい」
秋田市出身で秋田高専を卒業した阪神タイガースの石井大智投手が来月の国際親善試合に挑む日本代表=侍ジャパンのメンバーに選ばれました。
高専出身選手としては史上初の日本代表選出となります。
また明桜高校卒業のオリックス・バファローズ曽谷龍平投手もメンバー入りしました。
来月の国際試合に挑む侍ジャパンに選出された秋田市出身の石井大智投手27歳は、秋田高専を卒業後四国・独立リーグの高知ファイティングドッグスで3年間プレーし、2020年に阪神タイガースからドラフト指名を受けました。
阪神で4年目の去年も中継ぎとして自己最多の56試合に登板し、30ホールドをあげました。
高専出身選手で日の丸を背負うのは石井投手が史上初となります。
石井投手は秋田放送の取材に「自分の力を精一杯出して、後悔なくやり遂げたいです。WBCやオリンピックもあるので、そちらにも選ばれることを目指しつつ、次のシーズンも結果を出せるよう頑張ります。自分の活躍で秋田の人を元気づけられたらうれしいです。」と決意を語りました。
来月5日と6日、大阪で行われるオランダとの国際試合のメンバー28人には、明桜高校出身、オリックス・バファローズ曽谷龍平投手も選出されています。