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高校サッカー 大会通じて無失点の西目がエースの活躍で優勝 12年ぶり全国大会へ

2024年10月28日 18:02
高校サッカー 大会通じて無失点の西目がエースの活躍で優勝 12年ぶり全国大会へ

26日土曜日に行われた、全国高校サッカー選手権秋田県大会決勝は、5年ぶりの顔合わせとなった西目と秋田商業の一戦となりました。

堅い守備とエースの躍動で、西目が12年ぶりの栄冠に輝きました。

6月の全県高校総体を制した、第1シードの西目。

ここまで無失点の高い守備力が自慢です。

秋田商業は、準決勝で去年のチャンピオン明桜を破り、上り調子でこの決勝を迎えました。

前半は風上に立った西目、秋田商業のゴールに迫り続けます。

そして前半10分、早くも試合が動きます。

実況:藤田裕太郎アナウンサー
「4番籾山の対応。さぁ1対1仕掛けるか、嵯峨仕掛けた、嵯峨のシュートだー決まったー!前半10分、先制したのは西目」

準々決勝で足を痛め、1週間前、準決勝の出場はなかった10番のFW嵯峨。

ピッチに戻ってきたエースのゴールで西目が先手を取りました。

追いかける展開となった秋田商業は、前半25分にチャンスが訪れます。

コーナーキックのこぼれ球に4番籾山。

同点とはなりませんでしたが、反撃ムードを高めます。

しかし、次のゴールを奪ったのは、リードしている西目でした。

前半終了間際の39分。

藤田アナ
「18番の三浦、折り返しチャンス!スルーしてシュートだ―!嵯峨聖央!嵯峨聖央、きょう2点目」

鮮やかなサイドアタックから最後仕留めたのは、またしても10番の嵯峨でした。

2対0と、西目リードで試合を折り返します。

追いかける秋田商業は、後半、前線の選手を入れ替え、積極的に攻撃を仕掛けます。

しかし、パスをつないでチャンスを作ろうとしますが、局面局面で、黄色い壁が立ちはだかりました。

80分間、試合の主導権を譲らなかった西目が、大会を通じて無失点で優勝。

強みを存分に見せつけ、12年ぶり14回目の冬の全国大会出場を決めました。

嵯峨聖央 選手
「準決勝、試合に出られなくて、チームが決勝までつないでくれたので、あとは自分が決めるだけだと思い、決められて良かったです」

堀田昊生 主将
「チームとしてはやっぱり(全国大会の)目標がベスト16ってとこなので、あと2か月調子を整えて、切り替えて全国に向けて頑張りたいです」

全国大会の組み合わせ抽選会は、来月18日に東京・日本テレビで行われ、大会は12月28日に開幕します。

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