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 巨人・阿部監督「いいパワーピッチャー」ロッテ種市篤暉を称賛 ピンチにも力強いストレートがさえる

2024年6月6日 6:45
 巨人・阿部監督「いいパワーピッチャー」ロッテ種市篤暉を称賛 ピンチにも力強いストレートがさえる
ロッテ・種市篤暉投手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・パ交流戦 ロッテ4-3巨人(5日、東京ドーム)

前日は巨人に18失点を喫し、敗れたロッテ。この日の先発となった種市篤暉投手は8回無失点で今季4勝目。チームを勝利に導く好投を見せました。

初回から150キロを超え力強いストレートと、鋭く落ちるフォークを武器に巨人打線を翻弄(ほんろう)。4回まで、安定した投球で0に抑えます。

その後、3点の援護をもらった種市投手は、ピンチになるとギアを上げる投球。

5回、先頭打者・岸田行倫選手に2塁打を打たれピンチを迎えますが、8番泉口友汰選手をライトフライに打ち取ると、続く代打・秋広優人選手と1番丸佳浩選手を空振り三振。

6回、先頭打者・ヘルナンデス選手のヒットや四球でノーアウト1、2塁のピンチ。それでも、4番岡本和真選手をストレートで三振、5番坂本勇人選手をサードゴロに打ち取り2アウト。最後は6番立岡宗一郎選手を3球連続150キロ超えのストレートで空振り三振。

8回には2アウト2塁の場面で、岡本選手を変化球で空振り三振。種市投手は拳を握りしめて気合のおたけび。8回124球を投げ、被安打4、9奪三振。先発の役割をしっかりと果たしました。

試合後のヒーローインタビューに登場した種市投手は、「きのうすごい負け方をしてしまったんですけど、きょうはやり返すつもりでマウンドに上がりました。(初登板となった東京ドームは)小さい頃から見ていた球場だったので、勝つことができて良かったです」と話しました。

種市投手の好投には、敗れた巨人の阿部慎之助監督も「すごくいいピッチングされた。いいパワーピッチャーだなと思って見ていました」と称賛の言葉を残しています。
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