プロ野球・ソフトバンクの又吉克樹投手が15日、契約更改に臨み、年俸1億5000万円(金額は推定)でサインしました。

今シーズンFA権を行使し、中日からソフトバンクに移籍した又吉投手。

シーズン前半はリリーフとして活躍していましたが、7月上旬に右足を骨折し長期離脱。今季の成績は31試合に登板し防御率2.10、14ホールドという成績ながら、悔しさの残るシーズンとなりました。

「優勝したかったですね、本当に。自分があのペースで投げられて、勝ち越して優勝するっていう目的で呼ばれて、ある程度前半の方は貢献できたかなと思います。ただそれが最後の最後いないことによって、首脳陣の方にも迷惑をかけたので。最後までいられなかったのが一番悔しいことなので、来年再来年と、FAを取って良かったなと思われるような成績を残したいなという気持ちがかなり大きくなりました」と振り返りました。

来シーズンは「優勝した時に一番投げた人間でありたい。目標は最多登板」と意気込む又吉投手。

自主トレについては「もう原点に返って走り込む、投げ込む。この2つは昨年1月に来て、コロナで出遅れた時点で、キャンプ1週2週を投げられなかった。走れる量も減ってしまったので、走れる量・投げる量はしっかり増やして、もう一度1年間戦える体をつくり直したい」と目標を語りました。